今回で3回目のシンポジウムとなりますが、いよいよ具体的な構想や準備状況を知ることができました。
日本抗加齢協会と日本抗加齢医学会は、2025大阪・関西万博の成功に向けて、
大阪パビリオン構想に協力支援してまいります。


【第一部】
第一部で紹介されたのは、大阪パビリオン構想。
大阪ヘルスケアパビリオンは「REBORN」をテーマに「健康」という観点から「未来の都市社会」を描き、大阪が持つ最先端の医療技術やライフサイエンス、医療産業、食や文化、観光といった大阪の個性をアピールしていく。設置されたスキャニングマシーンや未来のモビリティをイメージした車の中で、体や生体に関する様々な情報を取得。その情報をもとに個々に合った「REBORN」が体験できるヘルスケアサービスやエンターテイメントを提案。再生医療や遺伝子医療といった未来の先進医療を体験できるゾーンも開設される。ここでは、子供達も最先端の医療を学び体験できる展示となる。バーチャルパビリオンを設置して、世界中から24時間アクセスできることも楽しみだ。


【第二部】
第二部のパネルディスカッションのテーマは「2025大阪・関西万博をどう成功に導くか」
パネルディスカッションでは、吉村洋文大阪府知事、松井一郎大阪市長、森下竜一大阪パビリオン総合プロデューサーが、万博準備の進捗状況報告や成功のための課題について討論した。2025大阪・関西万博開催の最重要課題に「規制緩和」がある。松井市長からは、「近いうちに大阪がスーパーシティ型国家戦略特別区域を取得できるように今尽力している」と話があり、 吉村知事からは「地元の大阪パビリオンを如何に成功させるかが、万博成功に直結すると考えている」と語り、「豊かに生きていける、ワクワクする感 じで未来社会を是非ご覧頂きたい」と呼びかけた。



プログラム

【会場受付】 14:30〜

【スケジュール&プログラム】
15:00 開会のご挨拶
主催者 吉川 敏一 日本抗加齢協会 理事長
共催者 福島 伸一 (株)大阪国際会議場 代表取締役社長

【第一部】 15:05〜16:40
15:05-15:20 「大阪ヘルスケアパビリオンとは」
森下 竜一 先生 大阪大学大学院医学系研究科臨床遺伝子治療学寄附講座教授
15:25-15:40 「エイジングクロックとアンチエイジングライド」
山田 秀和 先生 近畿大学アンチエイジングセンター教授、近畿大学医学部奈良病院皮膚科教授
15:45-16:00 「ミライの病院」
冨田 哲也 先生 大阪大学運動器バイオマテリアル学講座寄附講座准教授
16:05-16:20 「バーチャル大阪パビリオン」
佐久間 洋司 氏 大阪大学グローバルイニシアティブ機構招へい研究員
16:25-16:40 「ファインバブル 技術が叶える未来社会」
青山 恭明 氏 株式会社サイエンス 代表取締役会長

休憩

【第二部】 17:00〜17:30
17:00-17:30 パネルディスカッション 「2025大阪・関西万博をどう成功に導くか」
座長 長谷川 幸洋ジャーナリスト
パネリスト 吉村 洋文 大阪府知事
パネリスト 松井 一郎 大阪市長
パネリスト 森下 竜一 大阪大学教授
17:30 閉会のご挨拶
共催者 宮城 勉 大阪商工会議所 専務理事

終了後の懇談会はオミクロン株の蔓延による新型コロナウイルス感染症の対策として、開催を中止させていただきます。