講演&講師 1

アンチエイジング化粧品(美白、美肌)のこれまでとこれから

安藤 秀哉 先生

岡山理科大学工学部 バイオ・応用化学科 教授

長年日光を浴び続けた皮膚では、エイジングが 加速する“光老化”が起こります。しみ、しわなど の光老化現象は、太陽紫外線による皮膚細胞 のDNA損傷や活性酸素種の発生が主な原 因。私たちの体を構成する細胞にはDNA損 傷の修復や活性酸素種を消去する能力が備 わっていますが、その能力は老化と共に衰える ことが知られています。老化で抗酸化能が低 下した人やもともと抗酸化能が弱い人などに対 して有効な新規アンチエイジング化粧品の開 発が期待されています。

講演&講師 2

抗加齢医学としての美容医療最前線 - 世界とわが国の美容医療比較、抗加齢美容医療のトレンド

大慈弥 裕之 先生

北里大学医学部形成外科・美容外科 客員教授、NPO法人自由が丘アカデ ミー代表理事、前日本美容外科学会 理事長、現監事

美容医療は日本を含め世界的に拡大を続け ています。近年、顔のシワ・タルミに対するボツリ ヌス毒素製剤治療(ボトックス注射)やヒアルロ ン酸注入治療など非外科的抗加齢美容医療 が主流となってきました。日本の美容医療の特 徴は、顔に対する治療が中心で中でも非外科 的治療が大半を占めることです。今回はとくに 患者さんから要望の多い目もとの外科、非外科 美容医療およびメークアップとの連携について お話しします。

講演&講師 3

美容業界で活かせる抗加齢医学の最新研究事例

山田 秀和 先生

近畿大学アンチエイジングセンター 教授、近畿大学医学部奈良病院皮 膚科 教授、日本抗加齢医学会理事長

アンチエイジングの領域が急速に拡大しています。老化を病と捉える考え方や、暦年齢と生物学的年齢、最大寿命の延長と老化のコントロールなど次の時代にコンセンサスの必要なことが多くなってきました。Epigenetic Clockや Aging Clockなど、次の30年を考える上で、重要なキーワードをご紹介し、美容領域との接点を探っていきたいと考えます。

会場 日本橋ライフサイエンスビルディング2F 201
東京都中央区日本橋本町2-3-11
名刺交換・懇談会は 10Fティーラウンジでの開催とさせていただきます。
アクセス ■JR 山手線・京浜東北線・中央快速線 神田駅東口より徒歩 15 分
■JR 総武快速線 新日本橋駅 5 番出口より徒歩 5 分
■東京メトロ鉄銀座線・半蔵門線 三越前駅 A6 出口より徒歩約 3 分
参加費 日本抗加齢協会会員:無料 非会員:お一人様 5,000円 定員60名
※定員になり次第受付終了とさせていただきます。
振込先:三井住友銀行 赤坂支店普通口座 8627743
    口座名義:日本抗加齢協会(ニホンコウカレイキョウカイ)
    ※領収書は当日お渡しします。
申込方法 お申込みはこちらから
開催にあたって
日本抗加齢協会は、抗加齢(アンチエイジング)医学を学際的に研究している日本抗加齢医学会の関連団体です。
日本抗加齢医学会がアカデミアを会員とするならば、日本抗加齢協会は産業界の企業を会員としています。
2015年からスタートした、国民の健康増進を促すため消費者庁の機能性表示食品制度について 多くの食品関連企業の届出を支援してきました。
本年8月「ガイドラインに則した事前確認を適切に実施できる体制が構築されていることを消費者庁が確認した団体」として公表されました
最近、美容・化粧品のメーカー各社もこの分野への進出が顕著になっております。
今後日本抗加齢協会では美容に関する機能性についてもエビデンスを構築したいと考えており、美容業界の多くの企業に参画を頂きたいと思っております。
その布石として、今回セミナーを企画し、最新情報をお届けしたいと思います。 是非多くの皆様にご参加をお願い申し上げます。

特定非営利活動法人日本抗加齢協会
理事長 吉川 敏一

人類が経験したことのない超高齢社会へと突入する時代を迎え、「美」を担う私たち美容業界の企業が取り組んで参りました。
「美しく年齢を重ねること」が人々の健康増進の不可欠な要素として改めて注目を浴び、より機能的かつエビデンスを兼ね備えた商品の開発が求められています。
日本の抗加齢医学(アンチエイジング医学)を牽引される抗加齢医学会の関連団体であります日本抗加齢協会様とともに、アンチエイジング分野の最新情報を美容業界へ向けてお届けしたいと思います。
本セミナーが医師・研究者と美容企業をつなぐ架け橋となり、美容企業の発展と人々の健康増進へとつながることを願っております。
是非多くの企業担当者様のご参加をお願い申し上げます。

株式会社美容経済新聞社
代表取締役 花上哲太郎