
この度、日本抗加齢協会第 9回学術フォーラムを、脳心血管抗加齢研究会第 21 回学術集会との共催で、2025 年 12 月 5 日(金)・6日(土)大阪市梅田の梅田スカイビル36Fで現地開催をさせていただくことになりました。
長寿社会における真の健康とは何か——その問いに応えるべく、本フォーラムでは腸内環境、 免疫老化、育毛、そして若返り研究まで、幅広い視点から抗加齢に迫ります。特に近年注目される「腸-免疫-脳」のネットワークに着目し、最新の知見を共有できる場となることを願っております。
何と言っても、今年はXPRIZE Healthspanが話題でした。世界的な長寿医療に対するコンペティションが話題で、応募した600チームから準決勝進出の40チームに絞られ、日本も6チームが残っているようです。その中には、腸内細菌やその代謝物に関するものも含まれていて、今後実施されるヒト臨床試験に注目が集まっています。ディスバイオーシスで老化がすべて説明できるわけではありませんが、腸内細菌叢は様々な老化要因、特に慢性炎症、エピジェネティックな変化、ミトコンドリア機能障害、細胞老化などと密接に関わりがあります。腸の役割を考える上でも、食の関与は重要で、新たな機能性表示への期待もあります。
また、本学術フォーラムといえば、機能性表示食品等の情報を取得する機会としても知られております。機能性表示食品研究会を併催し、最新動向探るとして消費者庁担当官をお迎えし本学術フォーラムでお話頂ける予定です。機能性表示食品の目的である「科学的根拠を基礎として、機能性を分かりやすく表示した商品の選択肢を増やし、消費者が正しい情報を得て選択できるようにする」をより強固とするためにも私たちは科学的根拠を研究し、広く知らしめる努力を続けていきたいものです。
ここに記載しました他にも新しい情報や議論がたくさん詰まった学術フォーラムを作り上げていきます。
つきましては、本フォーラムの趣旨にご賛同いただき、格別のご高配を賜わりたくお願い申し上げます。
末筆ではございますが、貴社の今後益々のご繁栄を心より祈念いたします。
2025年7月吉日
第9回学術フォーラム
大会長 内藤 裕二
(京都府立医科大学大学院 医学研究科
生体免疫栄養学講座教授)
日本抗加齢協会 第9回学術フォーラム 開催概要
■併催 :第10回機能性表示食品研究会 / 同時開催:脳心血管抗加齢研究会第21回学術大会
■主 催 :特定非営利活動法人日本抗加齢協会
■会 長 :内藤 裕二(京都府立医科大学大学院 医学研究科生体免疫栄養学講座教授)
■テーマ :今、アンチエイジングに 迫る!
■会 期 :2025 年 12 月 5 日(金)・6日(土)
■開催形式:現地開催
会場:大阪市梅田 梅田スカイビル 36F スペース36L,R
〒531-6023 大阪市北区大淀中1-1-88 梅田スカイビル
【運営組織】
会 長:内藤 裕二(京都府立医科大学大学院 医学研究科生体免疫栄養学講座教授)
【日本抗加齢協会事務局】
〒103-0024 東京都中央区日本橋小舟町6-3日本橋山大ビル4F
TEL:03-5651-7503
e-mail:jaaf@anti-aging.gr.jp